独断で選んだ最強年下攻めBLが今夜決定します。
スタンダード･レヴュー/海賀卓子
小説。絶版。
大好き海賀卓子先生の最強年下攻め小説です。絶版なのが惜しまれます。
あらすじはちるちるにもありますけど、主人公･受けは潔癖で真面目な大学生。教授から紹介された家庭教師のバイトは良いこづかい稼ぎだが、生徒がクソ生意気なクソガキ（高校生）。クソガキは家ボンボンで勉強できるくせに、家族関係が原因でぐれて誰にも心を開いていなかった。自分をボンボン扱いしない主人公に心をひかれていくという話。
後半はクソガキが更生していてとにかく猛アタックをするが、主人公は「良い仕事に就き結婚し子供を育てる」思想を捨てられないので気持ちにこたえられず。（クソガキのこと好きなんだけどな！？）
スタンダードレヴューの話はもう何度もしてますけど、何度もしますが、心の動きが本当に良い。クソガキもだんだん更生するし、クソガキのパパも気持ちが動くし、クソガキのためにパパに反抗してくれる主人公にクソガキが心動かされたり、ハンドクリームいらねえって思ってたが優しくしてもらえてうれしかったりとか、もう全部すきなんですが…。
スタンダードレヴュー、最高～！！
恋愛依存症/金丸マキ
小説。絶版。
これは比較的ほのぼのしていてかわい～話です！
高校生と教師（非正規）。高校生は、なんか先生のこと好きかも！て無邪気にアタックし教師（ツンデレタイプ）はさらりと流していたが、紆余曲折ありカップルに。付き合うことになりはじめて先生があまり強くて尊敬できる人間でないことを知る。先生は事故？で両親をなくしていてひとりぼっちで高校生のクソガキみたいなあたたかな家庭はなかった。それに先生は特定の人間と付き合うことのないゲイだったのでクソガキとずっといてもだんだん不安になってくる。みたいな感じ。
オトナだと思っていた年上がそうでもなくて、結局年下が支えになっているという構図、好きですね～。支えになっていると言っても、年下はだいたい「頼りがいのある恋人でいたい」みたいな理想を抱きがちですがそういう支えではなく、一生懸命なところがかわいいとか屈託のない愛情でほっとするみたいな支え。
これに「ふたりの毛布」ってエピソードがあってそれがめっちゃ好きです。教師と生徒なので堂々とでかけにくい中行ったスーパーで、年下は「先生にプレゼントをあげたい」というが先生はボンボンなので特にほしいものはなかった。たまたまみかけたセールの電気毛布1980円を「あれが欲しい」と言われ、それじゃプレゼントっぽくないな～と思いつつも、家に帰り先生が嬉しそうに毛布にくるまってるの、幸せだ！！
ちるちる表示されてないけど挿絵が山田ユギさんなのも合ってて良い！
野蛮な恋人/成宮ゆり
小説。これは読書記録みてたら7年前？（！？）に読んでるがメチャクチャもえた記憶があります。内容はあんまり覚えてないけど。読み直したくなりました。
受けが「元攻め」ってところがいいんだよな～（好きな設定）
脱がない男/木原音瀬
小説。
ナントカシリーズってかいてありますけど3%くらいしかつながりはないので気にしないでください。
脱がない男はメチャメチャセイヘキですね。
しかしこれ、内容が内容なので序盤がなかなかの苦行です。というのも、希望の部門に行きたいがために上司の弱みを握りたい、そのために上司の下半身を撮影するという完全に犯罪なことを主人公がするからです。上巻は基本主人公がクズですが、なんとか耐えて下巻まで読んでほしいです。下巻では上司にメロメロの仕事も頑張る真人間になっています。信じてください。
タイトルの「脱がない男」ってのは上司のことなんですけど、上司は仕事できるイケメン。しかしエッチの時も絶対下脱がないらしいよという噂（なんちゅー噂やねん）が流れていて、主人公が秘密をさぐるために上述の下半身撮影に踏み切ったわけです。狗に食われた〇〇のエピソードは結構衝撃だったので読んでください。
どういうところが好きかというと、最初は犯罪やろではじまったがなんか知らんうちにお互いベタ惚れになっているところです。上司も主人公のことはスーツだせえし仕事もダメなやつだと思っていたんですが、（上司はおしゃれなので）服みつくろってやってそれが映えてると嬉しかったり、もはや何を着て何をしていてもかっこよくみえてしまったり、上司もたいがいベタ惚れです。
多分上巻の1/3くらい読んでもこの「ベタ惚れ」信じてもらえないかもしれないですが、本当です。
真昼の恋/草間さかえ
これは漫画です。大好きで何度も読み返しています。
普通に仕事つながりで付き合うことになった2人で地味なストーリーではありますけど、「美人な年上受けさん」と「受けさんのことが好きすぎるかわいい大型ワンコ系攻めさん」の全人類が好きな感じが詰まっています。
受けさんがもともとは「年上が好きで年下なんて眼中になかった」とこもモエですね。
イロメ/草間さかえ
オムニバス形式のコミックスです。私が好きなのは表題作ではなく後ろのほうに入ってる「カオス」ですね。
カオスは上述「真昼の恋」と似た感じのカップリング。ワンコと美人。見た目も似てるし。
年下クンは先生のことが好きで在学中に告ったが「卒業してでかくなってから出直してきてその時でもまだ好きなら考えてやる」とお決まりの断り文句で断られる。が、マジででかくなってから先生に会いに行ってみたら動揺された。みたいな内容。
これを読んだら続編の「ヌレル」も読んでください。
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モーションエモーション/たなと
これもめっちゃ有名な漫画ですね。
ちょっとアホな受けと、従順なふりして受けさんを追い詰めて手籠めにしていく無害そうな攻めさん。受けさんが流されていくのがアホっぽくてかわいいです。
ただ就活の話で胸が苦しくなります。
